台北一長い夜市として有名な「饒河街観光夜市」の魅力とは?
饒河街観光夜市観光は、「美味しいものが食べたい!」と言う一心で台湾行きを決めた観光客に外せないグルメスポットです。
台湾にはあちこちに夜市がありますが、饒河街観光夜市は台北市松山区にある600m程の観光夜市です。
規模が一番大きいのは士林夜市ですが、饒河街観光夜市も台北一長い夜市として非常にメジャーな存在です。
松山駅から徒歩3分とアクセスも抜群ですし、一直線に続いているので往復するだけで全部の屋台を余すところなくチェックすることができます。
道に迷うこともないので方向に自信がない観光客にも歩きやすいでしょう。
饒河街観光夜市の活気が伝わってくる観光動画
駅を挟んだ反対側の五分埔は衣類問屋街があります。衣類のお買い物を終え饒河街観光夜市でお食事…なんてコースもオススメです。
そして饒河街観光夜市では台湾B級グルメを味わうだけではありません。
通りのちょうど真ん中あたりでは挽面と呼ばれる細い糸を絡め顔の細かい産毛を抜く伝統的な名物エステも店を構えています。
産毛を取り除いて肌をつるつるにするだけではなく、挽面の刺激で血の巡りも促進され美肌効果も期待できるそうです。
隣には伝統的な薬品でホクロを取るお店が並んでいます。
良いホクロと悪いホクロを人相学的に見極め、開運の為にホクロを取る…と言うのがスピリチュアルスポットの多い台湾らしいコンセプトかも知れません。
小鳥がおみくじを引いてくれる鳥占いも人気です。
台北の買い物や観光なら特産品も安く買える「迪化街」へ!
迪化街観光は、買い物目当てで台湾を訪れる観光客を大満足させてくれます。
台湾台北市にある迪化街が形成されたのは、遥か昔清朝末期を迎えた19世紀中頃のことです。
日本統治時代、台湾特産品の茶葉の積出港だった大稻埕こそ現在の迪化街の前身です。
現在でも迪化街では台湾全土から集められた漢方薬や乾物、布などを扱う問屋街として一番賑わっています。
旧正月前にはとてものんびり観光できない程人が集まるので、ゆっくりショッピングを楽しみたい方は混み合う時期は避けた方が無難かも知れません。
日本の問屋街は殺伐としたイメージが強いかも知れませんが、迪化街はバロック様式の建物が並ぶ独特の雰囲気が特徴的です。
迪化街の町並みの様子の動画はこちら
創業100年以上の老舗店も多く、日本では中々お目にかかる機会がないカラスミ、燕の巣、アワビやフカヒレなどの高級食材も問屋価格で入手可能です。
美容、健康、滋養強壮に効く漢方薬も、観光客向けにパック売りされているので言葉が分からなくても買い求めやすくなっています。
もちろん、ちょっとした質問に答えるだけで本格的な漢方薬を調合して貰うこともできますし、訳した処方箋を持参すればスムーズにやり取りすることができます。
また布目的なら迪化街のビルの2階にある布市場、永樂市場に足を運んでみて下さい。チャイナドレス用の布はもちろん、全部チェックし切れない程大量の布が並びます。
購入した布は3階の縫製屋さんで裁縫して貰えますし、手軽にオーダーメイドファッションを楽しむことができます。
台北観光ツアーでも人気の衛兵が警護する「忠烈祠」の衛兵交代儀式は圧巻!
忠烈祠の観光ツアーは日本人にはもちろん、台湾国内でもとても人気があります。
辛亥革命や中共との戦いで命を落とした英霊約33万人もの魂を祀っている忠烈祠は、台湾に住む人々にとってもわざわざ足を運ぶ意義がある神聖な場所なのです。
ただ、忠烈祠自体は台北だけではなく台湾のいたるところにあります。立派な忠烈師が建てられている高雄の忠烈祠も有名ですよね。
各地に建てられている忠烈祠の中でも1969年に完成した台北の忠烈祠は、衛兵が警護している唯一の建物です。
歴史的背景を考慮し、あまりはしゃいで観光しないよう注意したいものですが、台北忠烈祠の本殿は色彩鮮やかな上とにかく巨大で見るものを圧倒します。
本殿の中央の柱に立つ衛兵は、まばたきすらしない程微動だにしません。姿勢を治す世話係もすぐ近くに控えている程、衛兵は姿勢の維持に全力を注いでいます。
1時間に1回行われる衛兵交代儀式の行進は、忠烈祠観光のハイライトになっていて衛兵の後に続く観光客が後を絶ちません。
忠烈祠の陸軍交代セレモニーの動画はこちら
ショー化されているイギリスのバッキンガム宮殿の衛兵行進の台湾バージョン、と捉えて頂くと分かりやすいかも知れません。
軍楽隊などの派手な演出はないものの、行進を行う衛兵は陸・海・空軍から選抜されたエリート中のエリートです。
容姿も選考基準に含まれるそうなので、じっくりチェックしてみて下さい。
行進は30分程度行われますが、徹底的にコントロールされた衛兵の動きは見る者を飽きさせません。
これぞ台湾!屋台の観光なら美味しい夜市「士林夜市」へ
士林夜市観光は台湾観光のメインスポットでもあります。
日本からも士林夜市観光目当てに年間を通して多くの観光客が訪れています。
日本で屋台と言うとお祭りなど特別な時にしか見掛けませんし、扱っている食べ物もたこ焼きや綿あめなどどこに行っても似たり寄ったりのものしかありませんよね。
その点一年中常設している屋台が集まる台湾名物の夜市では、小籠包、牛肉麺、天麩羅、愛玉子やタピオカティーまでびっくりする程種類豊富な屋台メニューを楽しむことができます。
特に士林夜市は台湾夜市の中でも最大規模を誇り、常に賑わっています。
士林夜市観光の参考動画はこちら
屋台メニューは値段もリーズナブルな上、味も本格的で美味しいので台湾滞在中夜市で夕食を済ます観光客も大勢います。
椅子が用意されている店舗型の屋台も多く、地下に入れば冷暖房も完備されているので台湾屋台メニューをゆっくり楽しむことができます。
屋台メニューの中でも特に注目されているのが、揚げ、麻辣、蒸し、炭焼きの4種類の食べ方がある豆腐の発酵食品、臭豆腐(ツァウタウフー)です。
癖になる人は癖になる、と言われる臭豆腐は日本のクサヤのように物凄く臭い食べ物なので、胃に自信がない方は避けた方が無難かも知れません。
いずれにしても、注文してすぐその場で調理、カットして渡してくれますから、時間に余裕がない時でも手早く観光、食事を済ますことができます。
台北の地下鉄MRT淡水線劍譚駅や台北駅など最寄りの駅を降りれば目の前に士林夜市が広がっていますから、初めての台湾観光でも迷うことはありません。
ただし士林駅は最寄り駅ではないので、ご注意下さい。
台北総統府観光には要注意!休日の参観日はレアケース!
総統府観光は、日本人にとってとても深い意味があります。
総統府が建てられたのは台湾が日本統治下にあった1919年、第3代台湾総督府総務長官後藤新平の提唱で建てられました。
1907年日本国内の官報で設計懸賞が広告されましたが、このイベントは日本で初めての正式な建築コンペと言われています。
一等に該当する者はいなかったものの、長野宇平次の基本デザインが採用されました。
総統府観光のための参考動画はこちら
総督府のシンボルとなっている正面入り口の塔内部に収められている上棟式のお札は、普段一般公開されていませんが3か月に1度第一日曜日に限り目にすることができます。
総統府の建物は台湾ヒノキだけが使われ、ドアノブや蝶番は銅が使用されています。
各国から贈られた贈答品や陳水扁総統が当時書いた獄中日記のコピーなど、貴重な展示品を眺めるだけでもあっと言う間に時間が過ぎてしまいます。
総統府近くには台北賓館や国立台湾博物館、台湾高等法院、228和平公園など台湾のシンボル的観光スポットが集まっていますから、1日で効率良く回ることもできます。
ただし総統府は平日の午前9時から12時までしか基本的に入場できません。
土日も1~3か月に1回、午前8時から16時までオープンする一般公開日(休日参観日)にしか中に入ることはできないので注意しましょう。
パスポートや慰留証を持参する必要があり、短パンなどカジュアル過ぎる服装だと入場が制限される可能性があります。