紹興酒の産地で世界的に有名な埔里観光の3つポイント!
埔里観光のメインスポットは、バスターミナルから1km程度の距離にある埔里酒廠見学です。
埔里は「台湾のへそ」と呼ばれているのは、台湾島のちょうど真ん中にあるから。
質の良い水に恵まれている土地ゆえ極上の紹興酒、希少価値の高い野菜、美味と評判の埔里ビーフンなどグルメも唸らせる特産品がたくさん揃っています。
埔里のお酒と郷土料理に舌鼓を打つ為に、この地に立ち寄る観光客も少なくありません。
霧社や清境農場、蘆山温泉などを巡るルート上にある為、交通アクセスも良く南投県旅行では外せない観光エリアになっています。
埔里の動画はこちら
埔里のアクセスマップ
さて、埔里酒廠が設けられた日本統治時代の1917年から時代に合わせて常に最高級のお酒を造り続け、醸造の歴史を紡いでいます。
設立当初に醸造された天皇陛下御用達の「萬寿酒」、中華民国復帰時代、総統主催の国宴で提供された「介寿紹興酒」は、今でも語り継がれている名酒です。
紹興酒の生産地として世界的に知られている埔里では、自然豊かな台湾でも特に水質に優れた水が湧き出ている愛蘭泉の水がお酒造りに使われています。
現在は「愛蘭白酒」の人気が高く、香りの高さでも群を抜いています。
埔里酒廠では見学コースが用意されているので、紹興酒の製造過程を見ることもできますし、紹興酒アイスなど新しく開発されたフードの試食タイムもあります。
お酒はもちろん、芸術価値の高い酒壺も展示されている文物館も見所の1つです。
遠くからでも圧巻の迫力!台湾最大規模を誇る中台禅寺観光の魅力とは?
中台禅寺の観光では108段の階段を登る覚悟をしなければなりません。
台湾のへそとも言われる南投県南投埔里郊外に、3年間の設計期間、7年間の建設期間の合計10年間もの歳月を費やして建てられたのが中台禅寺です。
約2万6,000坪の敷地に37階建ての高さを持つ建物が建てられていますが、中央には煩悩の数と言われる108段の階段がある金色の塔がそびえ立つ姿はまさに壮観です。
もちろん膝に自信がない方なら無理は禁物ですが、日ごろ悩まされている煩悩を払拭する為…と思えば長い階段も乗り越えられそうです。
一般的な禅寺からは華美な装飾とは無縁の質素な佇まいを連想されるかも知れませんが、台湾最大規模を誇る中台禅寺(中台禪寺)は離れた距離からも見る者を圧倒する迫力に満ちています。
お寺の内部に置かれている仏教関連の像も贅を凝らしたつくりで1つ1つ印象的です。
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中台禅寺のアクセスマップ
また、ツアーでも中台禅寺観光とセットで組まれることが多い近隣の清境農場は、お子さま連れのファミリーにぴったりの観光スポットです。
雲の上の桃源郷、台湾のスイス…など広々とした草原を褒め讃える別名がつけられている程、居心地抜群の避暑地です。
羊と戯れることができる清境牧場では毎週週末と祝日に午前と午後の2回、羊の羽毛刈りショーも開催されています。
ただし普段以上に観光客が増える夏と冬の行楽シーズンには、水曜日以外の毎日ショーを見ることができるそうです。