エキゾチックな観光スポットとショッピングも充実の高雄観光の魅力とは?
台湾の高雄は観光スポットが非常に多く、時間が限られているなら「行きたいところリスト」を作って効率的に回れるよう工夫した方が良いかも知れません。
何しろ高雄は目まぐるしい発展を遂げている真っ最中の台湾第2の大都市で、観光地としても急激に人気が上昇しているエリアです。
台湾独特のエキゾチックな観光スポットと大都会らしいショッピングストリートが混在していますから、同じグループでも観光目的によって目的地がはっきり分かれる場所です。
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高雄のアクセスマップ
伝統的な観光地を堪能したいなら高雄を代表する景勝地、蓮池潭風景地や旗津風景区がオススメですが、毎年100万人以上の観光客が押し寄せる澄清湖も見逃せません。
澄清湖は高雄で最大規模を誇る人工の湖で、敷地内の水族館や中興塔、九曲橋など見所満載のエリアです。
人造湖ながら高雄市で一番大きな湖である為、台湾南部屈指の観光地として名高く、台湾西湖とも呼ばれています。
元々工業用貯水池としてつくられたとはとても思えない程美しい土地で、九曲橋は「曲橋釣月」として、澄清八景に数えられています。
1961年に建てられた湖の中の海洋奇珍園も、元々核防止対策用につくられた地下トンネルだったものが水族館に生まれ変わったものです。
かつて核シェルターだった水族館、と言うだけでも普通の水族館とは違う雰囲気を楽しめそうですよね。
ちなみに、湖畔の公園はほとんど森になっている状態で、お散歩よりはハイキングコースになっているエリアも少なくありません。
高雄の定番コース「寿山公園」観光の3つのポイント
寿山公園観光は名所が多い高雄の中でも特に定番コースになっています。
高雄南西部の寿山は、南から北に続くサンゴ礁の上に形成された兵陵地で、緑豊かな天然のランドマークになっています。
石灰岩でできた洞窟では鍾乳石の結晶を眺めることができますし、法興寺や千光寺などパワースポットも多く色々な楽しみ方ができます。
国民革命の烈士たちの霊を弔う為に建てられた中国宮殿建築様式の忠烈祠も有名な観光スポットです。
忠烈祠は高台にあるので、高雄市内を一望することもできますし、高雄港もよく見える絶景ポイントでもあります。
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寿山公園のアクセスマップ
寿山公園は万寿山公園とも呼ばれていますが、台湾アカゲザルの保護区でもあるので、運が良ければサルたちのダンスを間近に見ることができます。
森の中で群れをなして遊んでいる姿を見かけることも珍しくありません。サルはもちろん、爬虫類や鳥、大型哺乳類も多く生息している為、動物好きなら1日いても飽きないかも知れません。
公園の左側には動物園がありますが、この国立動物園は南台湾最大規模を誇る動物園で、アップダウンも割と激しいのでハイキング感覚で出掛けることをオススメします。日本の多摩動物園のように、自然の中につくられた巨大動物園です。
寿山動物園ではホワイトタイガーをはじめ、ライオンやイグアナ、チンパンジーなどお馴染みの動物から珍しい台湾熊まで一通り動物たちを見ることができます。
台北から90分!龍虎塔が魅力の蓮池潭の観光ポイントとは?
蓮池潭観光ではパワースポットを存分に回ることができます。
台湾南部の街、風情豊かな港町が広がる高雄の中でも特に見応えのある名勝地、蓮池潭風景地(リエンチータンフォンチンチュウ)は年間を通して人が絶えることがありません。
蓮池潭風景地は全長1.4kmほどの湖、蓮花潭の周囲およそ5kmを囲むようにして、中国風の色鮮やかな像や塔が点在しています。
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蓮池潭のアクセスマップ
蓮池潭の見所は湖畔に集中しているので観光しやすい点も魅力の1つです。体力に自信がない方は、電動自転車をレンタルしてサイクリングを楽しみながら回るコースもオススメです。
このエリアで絶対に外せないのが、カラフルな龍と虎が巨大な口を開けて出迎えている龍虎塔です。塔に渡るくねくねした架け橋を歩き目の前まで来て「龍と虎、どちらの口から入ろう…」なんて悩むことはありません。
台湾では一番良い動物が龍、悪い動物が虎と考えられています。この龍虎塔では龍の口から入って虎の口から出てくることで災いを消し、吉を増すことができると信じられています。
他の観光客の人もぞろぞろと龍の口から入っていく筈なので、予備知識がなくても大丈夫かも知れません。塔は外部だけではなく、内部も色彩豊かな壁画で飾られていますし、塔の上からは離れた場所の寺廟を見渡すこともできます。
虎の口から出たところにレンタル電動サイクル屋さんがありますから、北門跡、春秋閣、北極亭玄天上帝神像、蒋経国の銅像、孔子廟…と湖畔を回って名所巡りに出掛けましょう。
台湾高雄の夜市なら「六合夜市」がおすすめな2つの理由とは?
六合夜市は観光しながら食事を楽しむ場です。
台湾観光の良いところは、あちこちに夜市がある為、予約をいちいち入れなくても思いたったらすぐに好きなものを食べることができる点でしょう。
屋台料理と言っても日本のお祭りでお馴染みのB級屋台グルメとは異なり本格的なメニューも多く、近くにテーブルや椅子も用意されているので食べ歩きが苦手な方でも安心です。
夕方17時頃から朝方5時頃まで賑わっている六合夜市は、高雄の夜市の中でも特に知名度が高く20~30年も続いている屋台も少なくありません。
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六合夜市のアクセスマップ
六合夜市は1950年に誕生して以来、年々賑わい食べ物はもちろん、衣類を売る屋台など全長約380mの間に170件以上ものお店が並んでいます。
観光客にはチャイナドレスやペット用の衣類の屋台も人気を集めていますが、飲食店では特に生絞りフルーツジュースが有名です。
六合夜市に限らず、気候が暖かく果物がよく実る台湾では、新鮮なフルーツをつかったスィーツがたくさんあります。
ジュースもフレッシュジュースとして売られていることが多く、普段濃縮還元に慣れている方はストレートジュースの美味しさに驚く筈です。
とりわけ人気の高いパパイヤミルク店も既に40年以上の歴史を持つ老舗店で、地元ファンも多い為行列を覚悟しなければなりません。
その他、台湾ではメジャーなさとうきびジュースも観光客に人気で、六合夜市でもちょくちょく見掛けます。
台北観光ツアーでも人気の衛兵が警護する「忠烈祠」の衛兵交代儀式は圧巻!
忠烈祠の観光ツアーは日本人にはもちろん、台湾国内でもとても人気があります。
辛亥革命や中共との戦いで命を落とした英霊約33万人もの魂を祀っている忠烈祠は、台湾に住む人々にとってもわざわざ足を運ぶ意義がある神聖な場所なのです。
ただ、忠烈祠自体は台北だけではなく台湾のいたるところにあります。立派な忠烈師が建てられている高雄の忠烈祠も有名ですよね。
各地に建てられている忠烈祠の中でも1969年に完成した台北の忠烈祠は、衛兵が警護している唯一の建物です。
歴史的背景を考慮し、あまりはしゃいで観光しないよう注意したいものですが、台北忠烈祠の本殿は色彩鮮やかな上とにかく巨大で見るものを圧倒します。
本殿の中央の柱に立つ衛兵は、まばたきすらしない程微動だにしません。姿勢を治す世話係もすぐ近くに控えている程、衛兵は姿勢の維持に全力を注いでいます。
1時間に1回行われる衛兵交代儀式の行進は、忠烈祠観光のハイライトになっていて衛兵の後に続く観光客が後を絶ちません。
忠烈祠の陸軍交代セレモニーの動画はこちら
ショー化されているイギリスのバッキンガム宮殿の衛兵行進の台湾バージョン、と捉えて頂くと分かりやすいかも知れません。
軍楽隊などの派手な演出はないものの、行進を行う衛兵は陸・海・空軍から選抜されたエリート中のエリートです。
容姿も選考基準に含まれるそうなので、じっくりチェックしてみて下さい。
行進は30分程度行われますが、徹底的にコントロールされた衛兵の動きは見る者を飽きさせません。