アミ族も見える!見所満載の台東の魅力的な観光ポイントとは?
台東は観光スポットが多い見所満載のエリアです。
アミ族の子供たちの太鼓演奏で有名な比西海岸や、パイワン族の文化と伝統を堪能できる金峰郷、美人湯として名高い知本温泉など色々な楽しみ方ができます。
中でも近年「究極のリゾート地」として日本人や欧米人観光客から人気を集めているのが、台東県の自然豊かな東河部屋です。
アミ族の部落がある東河部屋は人口1,000人強しかいない観光リゾート地で、住民の大半はアミ族が占めています。
日帰りで訪れてイカダ遊びや魚釣りを楽しむ観光客も少なくありませんが、じっくり滞在しアミ族の文化に触れたい場合は宿泊コースがオススメです。
太平洋が目の前に迫り、緑が延々と続く東河部屋では、ただ自然を満喫するだけで心身が十分に癒やされるのを感じる筈です。
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台東県東河のアクセスマップ
宿泊施設も茅で覆われた原始的なつくりで、食事も伝統的な米酒や原住民料理が振る舞われます。
アミ族の原住民料理は、海藻や牡蠣などの貝類、魚、山で採れた山菜やチキン、山豚肉など海の幸と山の幸が贅沢にブレンドされたもの。
日中はアミ族独特のイカダに乗って川下りや野生のサルに餌付けして楽しみ、夜は星空を満喫することができます。
東河部屋は大自然の中で生活する醍醐味を味わいたい観光客にぴったりなリゾート地ですが、知る人ぞ知る人気スポットなのでブームになる前の今が狙い目かも知れません。
3つの大岩礁&アーチ橋が魅力の台東「三仙台」観光スポット
台東に位置する三仙台観光のハイライトは、沖合いにある3つの大岩礁です。
その昔、八仙人が海を渡る時、3人の仙人…何仙姑、呂洞賓、李鉄拐が岩の上で身体を休めたと言い伝えられています。
三仙台は元々火山岩で形成された1つの岬でしたが、海水が長い年月をかけて浸食を繰り返し、いつの間にか陸から離れ離島となりました。
現在では陸からアーチ橋が架けられているので島まで自由に行き来できるようになっていますし、1周り2時間ほどで回ることができる島一周遊歩道も整備されています。
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三仙台のアクセスマップ
実はダイバーにも人気のダイビングスポットで、美しい珊瑚や熱帯魚でも知られていますし、釣りも楽しむことができます。
地形自体海に浸食されユニークな形状を織り成していますし、希少価値の高い動植物も見ることができる格好の観光スポットです。
離島は観光地化する前はめったに人が立ち寄らない場所だった為、自然保護区に指定されている程今でも自然が豊かなに生い茂っています。
日帰り旅行先にもぴったりの観光エリアですが、太平洋の日の出を眺めるのに最高、と評判の八拱跨海歩道橋もありますし、宿泊してのんびり過ごすコースもオススメです。
また、この一帯を隈なく探索するには結構体力を消耗しますし、急な階段もあるので歩きやすい靴を用意して行った方が無難です。
台湾東海岸は美観で有名ですが、三仙台観光は特に見所の多いエリアです。
風が強い日は波も高く、橋を渡る時もよりダイナミックな自然を感じることができるでしょう。
洞窟好き必見!台東の八仙洞観光の魅力とは?
台東にある八仙洞観光は洞窟好きには外せない観光スポットです。
完璧に整備された海岸公路11号線に位置する八仙洞は、長い年月をかけて海水が浸食する影響を受けた結果、乾元、永安、潮音など大小さまざまな洞窟が生み出されてできました。
それぞれの洞窟に通じる遊歩道もあるので、効率良く洞窟巡りを楽しむことができる筈です。
海岸線の美観も楽しみながらのんびり回れば、1~2時間で回ることができますが、板張りの段差が激しい階段部分も多いので多少足腰が疲れるかも知れません。
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八仙洞のアクセスマップ
洞窟の内部からは旧石器時代の遺跡も見つかり、2万年以上前の火を炊いた跡も発見されています。
洞窟は台湾の一級史跡として認定されていますが、岩の裂け目に囲まれ、海の波音の反響が大きく響く洞の中に佇むだけで、自然と時代の織り成す神秘を感じることができます。
絶壁に掘られた11個の洞窟の中でも特に規模が大きいのが、八仙洞観光のハイライトでもある霊巌寺です。録音された読経がエンドレスで流れ、観音さまの列が並び、仏像も鎮座しています。
湧水を飲むことができる場所もありますが、ユニークなのが御神銭の自動販売機でしょうか。宗教的雰囲気が濃い場所ですが、自販機でちょっとなごむことができるかも知れません。
バス停もあるのでアクセスも便利ですし、絶景満載の花東海岸公路の中でも特に美しい景色を満喫できる観光スポットです。
年間の半分しか行けない!台湾屈指の東部離島「緑島」 の魅力とは?
緑島観光では、色々とユニークな体験をすることができる筈です。
台湾東部の台東から船で50分ほど進むと辿り着く緑島は、かつて流刑の地として選ばれていた少々いわくつきの観光スポットです。
日本統治時代には火燒島と呼ばれていましたが、緑島は元々火山の噴火によって誕生した島です。
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台湾 緑島のアクセスマップ
もちろん現在では台湾屈指の観光地として、国内外から観光客が押し寄せる人気スポットになっています。
ただし台風などの影響もあるので、島に渡ることができるのは4月から9月の半年程度に限られています。
島に住む2,000~3,000人ほどの住民も、観光収入が見込めない時期には本土に渡り一帯が閑散とする為、観光時期には気をつけましょう。
緑島には小型機のみ着陸できる空港もありますが、定員20名ほどなのでオンシーズンに予約を入れるのは至難の業です。
海が荒れている日は酔い止めを欠かせませんが、基本的には船を使うのが一般的なルートです。
その昔政治犯として緑島に送られたものの、現在は政界で活躍している著名人の名が刻まれている人権記念碑、洞窟内部に流れ込んだ水でできた観音像で有名な観音洞も必見です。
朝日と月景色の両方を満喫できる約300mの遊歩道、海から入り込む海水が崖にぶつかり、勢いよく砕け散る馬蹄橋、珊瑚と貝殻の海浜等々中々遭遇できない景色に出会える筈です。