ホエールウォッチングなら目撃率が一番高い東海岸の花蓮港がおすすめ!
花蓮観光で最近注目を集めているのが、花蓮港で行われるホエールウォッチングです。
この港は知る人ぞ知るイルカスポットで、90%以上の高確率で遭遇できると言われています。
台湾自体、ホエールウォッチング観光でも有名な国ですが、特に太平洋の親潮と黒潮が交差する東海岸は目撃率が一番高いエリアです。
花蓮港のホエールウォッチング動画はこちら
花蓮港のアクセスマップ
運が良ければクジラも見ることができますが、この付近の海には約10種類のイルカとクジラが港付近の海で泳いでいるそうです。
ホエールウォッチング用の船を出している会社も色々ありますし、47~80人乗り用と規模も様々です。
市内のホテルまで無料で送迎してくれるサービスを提供している船会社も目立ちます。
船に乗り込む時は救命胴衣をつけますが、念の為保険も付帯しているかどうかチェックしましょう。
メジャーな船会社のホエールウォッチングサービスなら、生命保険、医療保険込みのお値段でチケットを販売しています。
また、万が一イルカに遭遇できなかった時のチケットも、無期限使用可能状態にされている筈なのでスケジュールが許せば時間をずらしたり翌日に再チャレンジすることができます。
野生のイルカなので水族館のイルカほど写真を上手く撮影するチャンスは与えてくれませんが、普段見ることができないスピーディーなイルカの動きは必見です。
ちなみに、船は基本的に2階建てで全席自由席になっていますが、船酔いしやすい方はダイレクトに風に吹かれるデッキに座った方が良さそうです。
現地の台湾人にも人気の花東海岸の観光ポイントの魅力とは?
花東海岸観光では、野趣豊かな風景を堪能することができます。
花東海岸を含む花蓮から大東までの海岸線、緑島は頭部海岸風景特定区に認定されている程、美しく人を魅了する景色が続いています。
完全に舗装された花東海岸公路が走っていますから、ただ車を走らせたりサイクリングに出掛けるだけでもこのエリア一体の美観を満喫することができるでしょう。
花東海岸沿いにある都蘭部落も、見応えのある観光スポットです。
花東海岸の動画はこちら
花東海岸のアクセスマップ
都蘭部落は非常に芸術性の高い部落なので、原住民の優れた文化に触れたい観光客にもぴったりの立ち寄り先ではないでしょうか。
台湾通の旅行客の間でも人気が高いエリアなので、豊年祭やイベントが開催される時期はあっという間に民宿の予約が埋まってしまいます。
さて、都蘭部落の入り口は花東海岸公路の郵便局前付近に出ている標識を目印に、歩いて25分ほど登って到着します。
第一関門は三叉路になっていますし、標識も出ているので分かりやすい筈です。
部落の最初の見所は、1988年に三級古跡、2006年に縣定古跡に指定された石棺區、石壁區です。
都蘭とは阿美語で「石の塊が積み重なった土地」を意味しますが、この遺跡への道も石が積んである場所を多く見掛けます。
石棺區と石壁區は歩いて40分ほど離れているので見学には時間的な余裕も必要ですが、ちょっとした山道なので運動靴ではないと途中リタイヤしたくなるかも知れません。
遺跡見学の後は、映画「月光下 我記得」のロケ地にもなった「月光小桟」に併設されているカフェで休憩を取りましょう。