黄浦区観光なら外灘や豫園の南翔饅頭店は欠かせない
黄浦区は観光スポットが多く、全長およそ1㎞も続く上海随一の観光エリア外灘をはじめ、全国重点文物保護単位に指定されている明代の庭園、豫園など見どころ一杯の地域です。
外灘エリアは夜のライトアップでも有名な官庁や銀行がひしめき、租界地区当時に建てられた西洋式の高層建築物を堪能することができます。
当時のレトロな雰囲気を色濃く残すレストランやバーも人気を集めていますし、カルティエやアルマーニなどブランドショップも多いので買い物を楽しみたい観光客の定番スポットでもあります。
中国には独自の文化遺産保護制度があり、価値のある建物、景観は風景名勝区、歴史文化地区、歴史文化都市…そして文物保護単位の4項目に分類されます。
上海市内(黄浦区)の3倍速動画
上海市黄浦区の尚文路-大林路-方斜路-大吉路-肇周路-建国東路-馬当路-合肥路-淡水路-建国東路-重慶南路-建国中路-思南路-復興中路〜済南路付近までの3倍速動画を自転車で散策した動画。
文物保護単位は国家レベル、省レベル、県レベルの3段階に渡って評価されますが、上海外灘は国家レベルに相当する全国重点文物保護単位に指定されています。外国人観光客にとっても一見の価値がある筈です。
一方「楽しい園」を意味する豫園は、およそ18年もの歳月をかけてつくられた庭園です。時代時代に翻弄され、再建を繰り返し現在は当時の2分の1の規模に縮小されていますが、上海外灘と同じように全国重点文物保護単位として扱われている伝統的な観光スポットです。
また、黄浦区の観光巡りで豫園を訪れるなら、食事は豫園近くの観光地豫園商城にある南翔饅頭店で頂きましょう。
豫園にある南翔饅頭店の動画(お店の様子と小籠包が出来るまで)
東方明珠塔の観光で今後注目のコカコーラレストラン?
東方明珠塔が観光スポットとして優れているのは、次々に新しい試みにトライし続けているからかも知れません。
3か所の展望台を設置したのも斬新な発想ですし、展望台のガラス張り回転レストランは現在でも訪れる観光客を魅了するのに十分な仕掛けです。
最近は珍しくないブュッフェレストランも、オープン当時は本当に珍しいスタイルでした。
好きなものを好きなだけ食べることができるブュッフェスタイルのレストランなら、食べ物の好みが違うメンバーで旅行しても揉めにくいので助かります。
シースルーエレベーターや今は休業していますが、一番下の段の展望台にあった遊園地など、時代時代に合わせて様々なサービスを展開している東方明珠塔は、上海旅行の度に訪れても前回とはまた違う発見がある筈です。
東方明珠塔の展望(景色)の動画
そして東方明珠塔最新のニュースは2014年8月末オープンのコカ・コーラレストランです。
2011年にもコカ・コーラとタッグを組み、東方明珠塔内にコカ・コーラショップをオープンして話題になりましたよね。
2010年に開催された上海万博でもコカ・コーラ館は一際盛り上がっていましたし、アメリカ人はもちろん日本人観光客も多く駆けつけたようです。
オリエンタルパールタワーホテルは東方明珠電視塔内ではないので要注意!
オリエンタルパールタワーは観光客の間でも「リーズナブルに泊まれる!」と評判のホテルです。
ただしホテルの正式名称が「錦江之星東方明珠電視塔(ジンジャンインオリエンタルパールタワー)」と言うので誤解されがちですが、東方明珠電視塔内部に宿泊できるわけではありません。
浦東の真ん中に位置し、歩いて30分程度で東方明珠電視塔に到着しますしアクセスの良さは抜群ですが、「上海のシンボルタワーの中に宿泊できる」と勘違いして予約を入れる観光客も少なくないようなのでご注意下さい。
いずれにしても、日本円で1泊3,000円程度で宿泊することができるので宿泊費用を抑えたい旅行客にもオススメです。
ちなみに、東方明珠電視塔観光を予定しているなら宿泊先は近くに確保したいものですが、実はオリエンタルパールタワー付近には5つ星ホテルが集まっています。
パークハイアット、マンダリンホテル、ザ・ウェスティンホテル、ザ・ペニンシュラ上海も東方明珠電視塔がそびえ立つ黄浦区に位置します。
また、5つ星には届かないものの、4つ星ホテルのパークホテルも東方明珠電視塔近くの人気ホテルの1つです。
1934年にオープンした老舗ホテルのパークホテルは、60年代半ばまでアジアで一番高いホテルとして君臨していました。
現在でもオールド上海独特のエキゾチックな雰囲気を湛えるクラッシックホテルとして、異国情緒を堪能したい観光客を惹きつけてやみません。
上海テレビ塔観光なら眺め抜群の回転レストランの食事がオススメ!
上海テレビ塔を観光で訪れるなら、お食事は是非回転レストランで頂きましょう。
上海テレビ塔の観光スポットになっている展望台は、一番高い350m上空の太空艙、263mに位置する上球体、90mの下球体の3か所あります。
1時間に1回回転する回転レストランは、2段目の展望台の上球体にあります。
大人が1600人も入れる広いレストランで、上海テレビ塔のチケットとお食事券がセットになっているものも売られている程メジャーなコースになっています。
上海テレビ塔からの夜景動画(約9分)
上球体には展望台とレストラン以外にも、ジェットコースターやゲームセンター、バーなどエンターテイメントスポットが凝縮されています。
吹き抜けになっている天井から高空の風がびゅんびゅん吹いてきますし、透明になっているフロアで高さを実感できるようになっているので高所恐怖症の方は覚悟しなければなりません。
1階の上海城市歴史発展陳列館も十分に見ごたえがありますし、1日上海テレビ塔で観光しても飽きないと評判です。
ただしチケット費用はどのコースを回るのかによって違います。入場する前に展望台全部を制覇するのか、どの展望台を狙うのか決めておきましょう。
上海城市歴史発展陳列館は展望台チケットを購入すれば無料で入ることができますが、展望台観光をすっ飛ばして上海城市歴史発展陳列館だけ楽しむことも可能です。
上海テレビ塔自体、午前8時から午後21時30分まで朝早くから夜遅くまで営業している点も好評です。
上海観光ならシンボルタワー東方明の夜景は外せない!
東方明は観光スポットとして国内外で人気を集めていますが、高さ468mもあるので高所恐怖症の方にはハードルが高いかも知れません。
エレベーターも高速で、ちょっとしたアトラクションのように楽しむことができると評判です。
ただし待ち時間は長く、混んでいる時期は行列覚悟で挑まなければなりません。
テレビ塔自体上海のシンボルなので、観光客は年中途切れることはありません。
東方明タワーからの上海の夜景動画
中国の上海市にある東方明珠電視塔は2012年、634mの東京スカイツリーが完成するまではアジアで一番高い建物でした。
東方明の観光ルートは、350mに位置する太空艙、263mの上球体、90mの下球体と3つの展望台を軸に浦江遊覧船のチケットがセットになっているコースがメジャーです。
どの高さの展望台も、360度周囲を見渡せるようになっているので、昼も夜も上海の異国情緒溢れる景観を堪能することができます。
テレビ塔の1階にある上海城市歴史発展陳列館も「ドラマチックな展開を繰り返してきた上海の歴史がよく分かる!」と、観光客が大勢訪れるスポットです。
テレビ塔のチケットで入場できるオマケ的なテーマパークながら、5つのホールで構成され予想以上に広い内部には見学者を飽きさせない立体的な工夫が凝縮されています。
ちなみに東方明珠塔がある地域は、高度400mを超える建物が集まって密集しています。
地上101階建ての上海ヒルズこと上海環球金融中心、グランドハイアット上海が入っている88階建ての金茂大厦など、高い建物がお好きな方には堪らない観光エリアです。