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台北総統府観光には要注意!休日の参観日はレアケース!



総統府観光は、日本人にとってとても深い意味があります。

 

総統府が建てられたのは台湾が日本統治下にあった1919年、第3代台湾総督府総務長官後藤新平の提唱で建てられました。

 

1907年日本国内の官報で設計懸賞が広告されましたが、このイベントは日本で初めての正式な建築コンペと言われています。

 

一等に該当する者はいなかったものの、長野宇平次の基本デザインが採用されました。

 

総統府観光のための参考動画はこちら

 

 

総督府のシンボルとなっている正面入り口の塔内部に収められている上棟式のお札は、普段一般公開されていませんが3か月に1度第一日曜日に限り目にすることができます。

 

総統府の建物は台湾ヒノキだけが使われ、ドアノブや蝶番は銅が使用されています。

 

 
どちらの素材も当時最高の建材です。台湾文化と日本文化が融合した建物自体、見応え十分です。

各国から贈られた贈答品や陳水扁総統が当時書いた獄中日記のコピーなど、貴重な展示品を眺めるだけでもあっと言う間に時間が過ぎてしまいます。

 

総統府近くには台北賓館や国立台湾博物館、台湾高等法院、228和平公園など台湾のシンボル的観光スポットが集まっていますから、1日で効率良く回ることもできます。

 

ただし総統府は平日の午前9時から12時までしか基本的に入場できません

 

土日も1~3か月に1回、午前8時から16時までオープンする一般公開日(休日参観日)にしか中に入ることはできないので注意しましょう。

 

パスポートや慰留証を持参する必要があり、短パンなどカジュアル過ぎる服装だと入場が制限される可能性があります。

 

春の時期の観光にぴったりな台北の陽明山国立公園



陽明山国立公園観光は、春の時期にぴったりな台北市街地から最も近い国立公園です。

 

2月以降の陽明山国立公園では梅、金木犀、ツツジ、そして桜が一斉に開花する為敷地全体で春の息吹を感じることができます。

 

海外からの観光客はもちろん、ピクニックやお茶、ゲームを楽しむ地元の方も大勢訪れる憩いの場です。

 

ちなみに、陽明山は具体的な1つの山を指しているのではなく、七星山、大屯山など複数の火山で構成される山部エリアを総称しています。

 

1960年に日本人作家埴谷雄高が陽明山を舞台にした小説「虚空」を発表していますから、小説を読んで台湾観光に訪れる文学ファンの方もいらっしゃるかも知れません。

 

陽明山国立公園の観光案内動画はこちら(中国語)

 

 

 
園内は見どころが多く、台湾の文人、王陽明の像近くの花時計も絶好の記念撮影スポットです。

蒋介石の別荘だった草山行館は展示室とカフェが併設されている人気スポットで、正面の山を眺めながらお茶で喉を潤すことができます。

 

同じく蒋介石の別荘だったお屋敷は個人観光の場合1日に2回、午前9時と午後13時しか入場が許されていません

 

要塞に囲まれた宮殿は完全に解放されていませんが、2003年まで生存していた蒋介石の妻、宋美鈴夫人の部屋や寝室も当時のまま見ることができます。

 

更に、陽明山国立公園観光の目玉になっているのが、白濁の硫黄泉を楽しむことができる温泉です。

 

源泉があちこちで湧いているので温泉に入れる場所も色々ありますが、観光客にも探しやすいのが陽明山バスターミナル近くの前山公園内にある無料の公共浴場です。

 

ただし衛生管理が行き届いているとは言えませんので、気になる方は国際旅館の大衆浴場がオススメです。

 

台北市内人気No1の観光スポット「国立台湾民主紀念館」とは?



国立台湾民主紀念館は観光客が非常に多く、九份、士林夜市と並び台湾三大観光地の1つにカウントされています。

 

特に国立台湾民主紀念館は台北市の中でも人気ナンバー1の観光スポットで、1日平均8万人以上の旅行客が訪れています。

 

国立台湾民主紀念館と台北動物園、故宮博物院などを組み合わせたコースも、メジャーなツアーコースになっています。

 

中国で伝統的に受け継がれている宮殿陵墓式で建てられた国立台湾民主紀念館は、初代中華民国総統、中国国民党総裁の蒋介石(ショウカイセキ)を追悼して建設されました。

 

25万㎡もの敷地内には、本堂の他国家音楽丁、国家戯劇院、公園広場、回廊、庭園、光華池や雲漢池、休息所なども設置されています。

 

本堂は西の方角にある中国大陸を望むように設計されています。

 

内部は蒋介石の生涯を11のユニットに分けて紹介している文物展示室の他、関連著作を収蔵している図書館、当時の執務室を再現した故蒋介石総統紀念室などで構成されています。

 

国立台湾民主紀念館の外観動画はこちら

 

 

車好きの方の間では有名ですが、中央通路に展示された蒋介石愛用の2台のキャディラックの模型も見どころの1つです。

 

 
国立台湾民主紀念館の内部を簡単に見て回るだけなら、1時間程度もあれば十分かも知れません。

 

巨大な白亜の正門や蒋介石石造、スケールの大きさが半端ではありませんので、外観を眺めるだけでも満足できる建物です。

 

正門から本堂の2階に上がるだけでも、90段もの階段を登り切らなければなりません。

 

建物の中に入れば喫茶店やおみやげコーナーもあるので、延々と続く階段に疲れた方は一旦一休みしましょう。

 

台湾の台北にあるパンダやコアラが目玉の台北動物園とは?



台北動物園観光を楽しみにしている動物好きの観光客も大勢います。

 

動物園は国によってかなり印象が違いますが、台湾の台北にある台北動物園はのんびりした雰囲気を満喫することができます。

 

台北動物園がある南東部木柵エリアは、茶芸館や茶畑が広がる猫空エリアで緑豊かな立地が特徴的です。

 

ちょっと足を伸ばせばSOGOなどがある繁華街エリアもすぐ近くにありますが、山の動物園は天気がコロコロ変わります。

 

突然の雨に備えて折り畳み傘を用意して行った方が安心かも知れません。

 

1日ではとても回り切れない程敷地は広く、動物一頭に対してゆとりのあるスペースを与えている為都市部の動物園にはない癒しの空間が広がっています。

 

日本の多摩動物園のようにいくつかのエリアに分かれていますから、もし丸1日台北動物園観光にあてることができない場合は回る範囲を絞ってから歩き始めましょう。

 

広大な園内を楽に移動することができる遊園車も上手に利用すると、短い時間でも効率良く回ることができます。

 

台北動物園内の様子の動画はこちら

 

 

 
目玉動物はやはりパンダやコアラですが、ウンピョウやセンザンコウ、タイワンツキノワグマなど台湾の動物を集めた台湾動物エリアも見逃せません。

 

ちなみに日本ではそう珍しくない丹頂鶴も、パンダやコアラと並ぶ人気動物の1つだそうです。

 

北海道からやってきた丹頂鶴が見学者に驚かないよう、鶴園の前は生い茂る草でガードされています。

 

日本の動物が大事にされていると何だか嬉しくなる、と台北動物園観光に訪れた日本人観光客の多くが感じるようです。

 

パワースポットで有名な台北にある龍山寺(ロンシャンスー)とは?



龍山寺観光は絶好のパワースポットです。パワースポット巡りで運気を上げたいなら、龍山寺(ロンシャンスー)は外せません。

 

占いでも有名な台湾は、スピリチュアルパワーを得られる神秘的なスポットがたくさんありますが、特に参拝客で賑わうのが龍山寺です。

 

どのガイドブックにも必ず載っていますし、エキゾチックな宗教的建築物としても一見の価値があります。

 

龍山寺がある万華地区は、台湾の台北でも特に歴史的なエリアで、お寺が建てられたのも今から約270年前の1738年のことです。

 

長い歴史を積み重ねるうちに、龍山寺には仏教道教関わらず様々な神さまが集まり、どのようなお願いことでも叶えてくれる神さまが揃うようになりました。

 

 
その為龍山寺はお祈りごと、神さまのデパートと呼ばれています。

 

観音菩薩が極楽浄土に導いてくれることはよく知られていますよね。

 

合格祈願を引き受ける文昌帝君や大魁星君、漁業や航海を司る天上聖母、結婚の縁を結んでくれる月下老人…等々、神さまによって得られるご利益が分かれています。

 

ただし龍山寺のおみくじは中国語で書かれています。週末なら簡単な日本語、英語に訳してくれるスタッフがいる可能性が高いので、相談してみましょう。

 

台北龍山寺の動画はこちら

 

 

いずれにしても、龍山寺で本格的に願い事をするなら、正しいお参りの方法も調べてから行くことをオススメします。

 

お供え物は近くの売店で入手することができますが、神さまによってお供え物にもルールがあります。

 

女性の神さまには靴やお花など華やかなものを供え、学問の神さまにはネギや大根、セロリなどのお供え物を選ぶようです。

 

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