花蓮県山部の絶景が美しすぎる九曲洞観光の魅力とは?
九曲洞観光では、台湾の自然の生態にダイレクトに触れることができます。
九曲洞は花蓮県の山部にある太魯閣(タロコ)峡谷の中でも特に絶景が美しい場所で、渓谷で一番狭い場所でもあります。
ただし、岩壁を間近に眺めることができる絶景スポットだけに、土砂崩れの危険も伴います。
見学時はヘルメット着用が義務付けられているのでご注意下さい。
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九曲洞のアクセスマップ
台湾では「九=たくさん」とも捉えられている為、「九曲洞=クネクネした道が多くある洞」と言う意味です。
土砂崩れの後がまだ残る部分もある九曲洞観光では全部の場所を隈なく見学することはできませんが、整備され仕切っていないところも、この観光エリアの醍醐味です。
また、太魯閣峡谷がある太魯閣国立公園の九曲洞に向かう途中、かつて日本人が住んでいた集落を見学することもできます。
ただし集落や駐在所は太魯閣峡谷の燕子口から歩いて7時間ほどかかりますし、見学する為には前もって申請許可を取る必要があります。
九曲洞観光も含め、広大で道案内が必要な太魯閣国立公園を見て回るには目的のスポットを効率的に回ることができるツアーが一番便利かも知れません。
公園内に多くかかる吊り橋も岳王亭以外は渡るのに申請が必要ですし、岳王亭の吊り橋も同時に8人までしか渡ることができません。
吊り橋を渡った先にある階段も降りるのは禁止されていますし、色々とルールが厳しいエリアでもあるので単独旅行よりもツアーの方が安心かも知れません。
アミ族も見える!見所満載の台東の魅力的な観光ポイントとは?
台東は観光スポットが多い見所満載のエリアです。
アミ族の子供たちの太鼓演奏で有名な比西海岸や、パイワン族の文化と伝統を堪能できる金峰郷、美人湯として名高い知本温泉など色々な楽しみ方ができます。
中でも近年「究極のリゾート地」として日本人や欧米人観光客から人気を集めているのが、台東県の自然豊かな東河部屋です。
アミ族の部落がある東河部屋は人口1,000人強しかいない観光リゾート地で、住民の大半はアミ族が占めています。
日帰りで訪れてイカダ遊びや魚釣りを楽しむ観光客も少なくありませんが、じっくり滞在しアミ族の文化に触れたい場合は宿泊コースがオススメです。
太平洋が目の前に迫り、緑が延々と続く東河部屋では、ただ自然を満喫するだけで心身が十分に癒やされるのを感じる筈です。
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台東県東河のアクセスマップ
宿泊施設も茅で覆われた原始的なつくりで、食事も伝統的な米酒や原住民料理が振る舞われます。
アミ族の原住民料理は、海藻や牡蠣などの貝類、魚、山で採れた山菜やチキン、山豚肉など海の幸と山の幸が贅沢にブレンドされたもの。
日中はアミ族独特のイカダに乗って川下りや野生のサルに餌付けして楽しみ、夜は星空を満喫することができます。
東河部屋は大自然の中で生活する醍醐味を味わいたい観光客にぴったりなリゾート地ですが、知る人ぞ知る人気スポットなのでブームになる前の今が狙い目かも知れません。
現地の台湾人にも人気の花東海岸の観光ポイントの魅力とは?
花東海岸観光では、野趣豊かな風景を堪能することができます。
花東海岸を含む花蓮から大東までの海岸線、緑島は頭部海岸風景特定区に認定されている程、美しく人を魅了する景色が続いています。
完全に舗装された花東海岸公路が走っていますから、ただ車を走らせたりサイクリングに出掛けるだけでもこのエリア一体の美観を満喫することができるでしょう。
花東海岸沿いにある都蘭部落も、見応えのある観光スポットです。
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花東海岸のアクセスマップ
都蘭部落は非常に芸術性の高い部落なので、原住民の優れた文化に触れたい観光客にもぴったりの立ち寄り先ではないでしょうか。
台湾通の旅行客の間でも人気が高いエリアなので、豊年祭やイベントが開催される時期はあっという間に民宿の予約が埋まってしまいます。
さて、都蘭部落の入り口は花東海岸公路の郵便局前付近に出ている標識を目印に、歩いて25分ほど登って到着します。
第一関門は三叉路になっていますし、標識も出ているので分かりやすい筈です。
部落の最初の見所は、1988年に三級古跡、2006年に縣定古跡に指定された石棺區、石壁區です。
都蘭とは阿美語で「石の塊が積み重なった土地」を意味しますが、この遺跡への道も石が積んである場所を多く見掛けます。
石棺區と石壁區は歩いて40分ほど離れているので見学には時間的な余裕も必要ですが、ちょっとした山道なので運動靴ではないと途中リタイヤしたくなるかも知れません。
遺跡見学の後は、映画「月光下 我記得」のロケ地にもなった「月光小桟」に併設されているカフェで休憩を取りましょう。
3つの大岩礁&アーチ橋が魅力の台東「三仙台」観光スポット
台東に位置する三仙台観光のハイライトは、沖合いにある3つの大岩礁です。
その昔、八仙人が海を渡る時、3人の仙人…何仙姑、呂洞賓、李鉄拐が岩の上で身体を休めたと言い伝えられています。
三仙台は元々火山岩で形成された1つの岬でしたが、海水が長い年月をかけて浸食を繰り返し、いつの間にか陸から離れ離島となりました。
現在では陸からアーチ橋が架けられているので島まで自由に行き来できるようになっていますし、1周り2時間ほどで回ることができる島一周遊歩道も整備されています。
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三仙台のアクセスマップ
実はダイバーにも人気のダイビングスポットで、美しい珊瑚や熱帯魚でも知られていますし、釣りも楽しむことができます。
地形自体海に浸食されユニークな形状を織り成していますし、希少価値の高い動植物も見ることができる格好の観光スポットです。
離島は観光地化する前はめったに人が立ち寄らない場所だった為、自然保護区に指定されている程今でも自然が豊かなに生い茂っています。
日帰り旅行先にもぴったりの観光エリアですが、太平洋の日の出を眺めるのに最高、と評判の八拱跨海歩道橋もありますし、宿泊してのんびり過ごすコースもオススメです。
また、この一帯を隈なく探索するには結構体力を消耗しますし、急な階段もあるので歩きやすい靴を用意して行った方が無難です。
台湾東海岸は美観で有名ですが、三仙台観光は特に見所の多いエリアです。
風が強い日は波も高く、橋を渡る時もよりダイナミックな自然を感じることができるでしょう。
洞窟好き必見!台東の八仙洞観光の魅力とは?
台東にある八仙洞観光は洞窟好きには外せない観光スポットです。
完璧に整備された海岸公路11号線に位置する八仙洞は、長い年月をかけて海水が浸食する影響を受けた結果、乾元、永安、潮音など大小さまざまな洞窟が生み出されてできました。
それぞれの洞窟に通じる遊歩道もあるので、効率良く洞窟巡りを楽しむことができる筈です。
海岸線の美観も楽しみながらのんびり回れば、1~2時間で回ることができますが、板張りの段差が激しい階段部分も多いので多少足腰が疲れるかも知れません。
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八仙洞のアクセスマップ
洞窟の内部からは旧石器時代の遺跡も見つかり、2万年以上前の火を炊いた跡も発見されています。
洞窟は台湾の一級史跡として認定されていますが、岩の裂け目に囲まれ、海の波音の反響が大きく響く洞の中に佇むだけで、自然と時代の織り成す神秘を感じることができます。
絶壁に掘られた11個の洞窟の中でも特に規模が大きいのが、八仙洞観光のハイライトでもある霊巌寺です。録音された読経がエンドレスで流れ、観音さまの列が並び、仏像も鎮座しています。
湧水を飲むことができる場所もありますが、ユニークなのが御神銭の自動販売機でしょうか。宗教的雰囲気が濃い場所ですが、自販機でちょっとなごむことができるかも知れません。
バス停もあるのでアクセスも便利ですし、絶景満載の花東海岸公路の中でも特に美しい景色を満喫できる観光スポットです。