グルメや彰化孔子廟でも有名な彰化観光のポイントとは?
彰化は観光資源がとても多いエリアで、史跡もたくさんありますし、レクリエーションツアーにぴったりの八卦山脈ではサイクリングや登山、ハイキングを楽しむことができます。
台湾の穀倉地帯とも呼ばれる彰化だけに、農園観光も人気を集めていますし、美味しい料理でも知られているのでグルメツアーの行き先にもぴったりです。
寺院巡りに興味があるなら、外せないのが彰化孔子廟です。
1665年、台湾で最初に創建された台南の孔子廟(コンツミャオ)など、孔子廟自体は台湾に点在していますが、1725年に建てられた彰化孔子廟は台湾一級古跡に指定されています。
特に主殿の大成殿の美しい彫刻で知られ、孔子や弟子たちの位牌が奉られています。
孔子像に掛けられた清朝乾隆帝の言葉「與天地参」、蒋経国前総統の言葉「道貫古今」に注目してみて下さい。
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彰化のアクセスマップ
また、彰化市が初めて作った子供が水と戯れることをテーマにした公園、銀橋児童水景公園も是非足を運びたい観光スポットです。
公園では彰化のシンボルにもなっている巨大な八卦山大仏像を参拝しましょう。
仏像参拝の大通りには、両側に32もの荘厳な表情を浮かべる観音像が陳列されています。
銀橋児童水景公園は年間を通し昼も夜も楽しむことができますが、3月から4月ごろの春分前後には、八卦山に灰面狂鷹がたくさん渡ってきます。
地上から300~500mの位置で抵抗飛行する灰面狂鷹を鑑賞する為に訪れる観光客も多く、地元の人間も大勢集まります。運が良ければ群れで空中旋回する光景も見ることができます。
埔里からバスで1時間!ゆったり入れる廬山温泉の魅力と注意点
廬山温泉観光も、台湾で有名な温泉の1つです。
南投県屈指の温泉郷、廬山温泉は日本統治時代には日本らしい富士温泉と言う名前がつけられていましたが、戦争が終わってから現在の名称に改称されました。
明治温泉、桜温泉と共に中部の3大温泉に数えられ戦後も温泉街として賑わっていましたが、2012年の豪雨で川沿いの温泉旅館が大打撃を受けてしまいました。
現在は一時期のように観光客が押し寄せることはなく比較的閑散とした状態ですが、「空いている温泉にゆっくり浸かりたい」と考えるお客さんに密かな人気を集めています。
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廬山温泉のアクセスマップ
台湾のおへそと言われる埔里からバスで1時間ぐらい揺られると到着しますが、乗り換えがないので楽ちんです。
埔里に滞在し、廬山温泉まで日帰り入浴を楽しむコースもオススメです。
足湯の隣では卵や野菜を茹でることができるお湯があり、とうもろこしなどを売っている売店もあるので小腹を満たすのに丁度良いかも知れません。
温泉街には食堂もありますし、日帰り入浴できるところがたくさんあります。水着で入る温泉も多いので、水着を持参すると重宝します。
石碑近くに急こう配の階段がありますが、頑張って登ると埔里市内を一望することができる公園に辿り着きます。
白河蓮の花フェスやダム観光が魅力の白河観光のポイントとは?
白河観光に行くなら、毎年蓮の花の最盛期を狙って白河蓮の花フェスティバルが開催される6月から9月が狙い目です。
蓮の実の産地として最近知名度をグングン上げている白河は、台南市にある蓮の郷とも呼ばれる自然豊かなエリアです。
蓮の花が延々と咲く光景は本当に美しく、極楽浄土を思わせるような神秘的な雰囲気を湛えています。
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白河のアクセスマップ
台湾南部らしいのんびりした風情を味わいながら、ゆっくり蓮の花を観賞する旅はまさに命の洗濯と言えるでしょう。
蓮の花茶の作り方、蓮の実の取り方などを教えてくれる蓮の花産業文化資訊館では食事もできますが、せっかくなので蓮の花コースを頂きましょう。
白河観光の定番蓮の花巡りの他、有名な観光スポットになっているのが白河ダムの愛称でも親しまれている鳥山頭ダムです。
アメリカ合衆国のフーバーダムが完成するまでは、世界最大の規模を誇る巨大ダムとして君臨していました。
このダム建設を計画した日本人エンジニア八田與一にちなみ、八田ダムと呼ばれることもあります。
八田氏は日本ではダム好きの方以外にほとんど知られていない存在ですが、地元の方には神さまのように崇められる存在です。
ダムにあるお墓には今でも台湾の歴代総統が参拝に訪れていますし、教科書でも紹介されている程知名度が高く、日本統治時代台湾の農業に貢献した実績が感謝されているそうです。
ホエールウォッチングなら目撃率が一番高い東海岸の花蓮港がおすすめ!
花蓮観光で最近注目を集めているのが、花蓮港で行われるホエールウォッチングです。
この港は知る人ぞ知るイルカスポットで、90%以上の高確率で遭遇できると言われています。
台湾自体、ホエールウォッチング観光でも有名な国ですが、特に太平洋の親潮と黒潮が交差する東海岸は目撃率が一番高いエリアです。
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花蓮港のアクセスマップ
運が良ければクジラも見ることができますが、この付近の海には約10種類のイルカとクジラが港付近の海で泳いでいるそうです。
ホエールウォッチング用の船を出している会社も色々ありますし、47~80人乗り用と規模も様々です。
市内のホテルまで無料で送迎してくれるサービスを提供している船会社も目立ちます。
船に乗り込む時は救命胴衣をつけますが、念の為保険も付帯しているかどうかチェックしましょう。
メジャーな船会社のホエールウォッチングサービスなら、生命保険、医療保険込みのお値段でチケットを販売しています。
また、万が一イルカに遭遇できなかった時のチケットも、無期限使用可能状態にされている筈なのでスケジュールが許せば時間をずらしたり翌日に再チャレンジすることができます。
野生のイルカなので水族館のイルカほど写真を上手く撮影するチャンスは与えてくれませんが、普段見ることができないスピーディーなイルカの動きは必見です。
ちなみに、船は基本的に2階建てで全席自由席になっていますが、船酔いしやすい方はダイレクトに風に吹かれるデッキに座った方が良さそうです。
飛行機なら日帰りも可能な台湾随一の絶景!太魯閣峡谷観光のポイント
太魯閣峡谷観光では、絶景の多い台湾の中でも特に素晴らしい景色を眺めることができると評判です。
台湾随一の絶景スポットと言うと物凄く遠い印象を持たれるかも知れませんが、実は太魯閣峡谷まで飛行機を使えば台北から日帰りで行ける距離にあります。
飛行機で35分、空港から車で30分ほど行けば太魯閣の入り口に着きますし、宿泊予定なら台北から最寄りの駅まで2~3時間かけて電車の旅を楽しむコースもオススメです。
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太魯閣峡谷のアクセスマップ
花蓮県の山部にあるタロコこと太魯閣国立公園の一番の見所は、断崖、高山、滝…と渓谷の豊かな生態を存分に堪能することができる太魯閣峡谷です。
太魯閣峡谷観光の出発点には、記念撮影にぴったりなエキゾチックな赤い門が建っています。
門をくぐり右に曲がったところにあるビジターセンターを過ぎ、トンネルを抜けます。
トンネルを出てすぐのところに白い大理石で作られた橋がありますが、橋の上には1つ1つ表情が違う獅子が100匹も飾られているので見応えがあります。
エメラルドブルーの水を存分に目に焼き付けたら、適当なところで引き返しましょう。
太魯閣の開拓者を弔う長春祠を過ぎたら、いよいよ太魯閣峡谷の絶景スポットを見ることができる燕子口に辿り着きます。
壮大な峡谷、迫力ある岩壁、九曲洞…とため息をつくしかない光景が広がります。
この一帯は場所によって観光申請許可を取る必要があり、ヘルメット着用の危険なポイントも目立ちますが、岳王亭の吊り橋公園内で唯一申請しなくても渡ることができます。