台湾4大仏教!お参りの聖地「佛光山」観光の注意点
佛光山は観光地でもありますが、信仰の場所だけに軽々しい気持ちだけで訪れるのは控えたい場所です。
台湾では道教やキリスト教信仰者も多いことで知られていますが、やはり一番多いのは仏教徒です。
ただし、純粋な仏教ではなく道教が混ざっている部分も多いのが特徴的で、新北市の法鼓山、南投の中台禅寺、花蓮の慈済基金会、そして高雄の佛光山が台湾の4大仏教とされます。
現在およそ1,500人の僧侶が控える総本山は星雲大師が布教し、世界中に約300万人もの信者を抱える仏教に発展しました。高齢の大師は現在でも車椅子に乗り、熱心に活動を続けているそうです。
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仏光山のアクセスマップ
元々荒山だった高雄の大樹郷を切り開いて作られた佛光山寺は、年間を通して国内外から信者と観光客がお参りに来る聖地になっています。
さて、入り口の山門まで辿り着くまでに巨大な階段を登らなければなりませんが、不二門と書かれた門の右側には人工洞窟、浄土洞窟が控えています。
一番奥に仏陀の坐像が控え、手前にも2mほどの五百羅漢の坐像、坐像横道奥では釈迦三尊像に迎えられます。この洞窟の上の方には800坪の賓蔵館があり、1250種類の大菩薩や16体の阿羅漢を拝むことができます。
そして観光で訪れる場合佛光山のメインスポットとなるのが、1800坪もの広さを誇る大雄賓殿です。本堂の周囲を囲むように並ぶ14800体もの釈迦像など、とにかく規模の大きさにため息が出る筈です。
その他、佛光緑美術館や500体の羅漢像が並ぶ五百羅漢、4,000坪の仏陀記念碑など、1か所1か所が広大で全部見て回るにはとても1日では足りません。