美人湯として名高い台東県の知本温泉の3つの魅力とは?
知本温泉は観光地を慌ただしく回るよりもゆったりお湯に浸かりたい…とのんびりした旅行を楽しみたい旅行者にぴったりです。
台湾東部、台東県の知本温泉は美人湯として名高く、地元の方にも湯治場として親しまれています。
台北県の鳥来温泉や宜蘭県の礁渓温泉同様、知本温泉の無色無臭の炭酸水素塩泉は血の巡りを促進させ、新陳代謝の活性化、神経痛などの症状の改善効果が期待できます。
街中でも温泉が噴き出しているので、日本の草津温泉のような温泉街を楽しむことができますし、ホテルや旅館、民宿など宿泊施設も多いので泊まるところには困りません。
150か所近くある台湾の温泉地の中でも、知本温泉は特に湯治に適している良泉なのでじっくり腰を据え何日か滞在するコースもオススメです。
宿泊施設も安宿からSPA設備が完備した高級リゾートホテルまで色々ありますし、予算に応じて選ぶことができます。
知本温泉の動画はこちら
台湾知本温泉のアクセスマップ
また、知本温泉を訪れたら是非立ち寄って欲しいのが、杉原海洋保護区です。
生態体験には最適の不思議な場所で、遠浅の海ではシュノーケリングをしなくても魚に触れることができます。
岩場が多いので注意が必要ですが、びっくりする程人懐っこく寄ってくる魚に大人も感動を覚える筈です。
台東エリアには30か所以上の観光地があるので行き先のチョイスに迷うところですが、時には温泉地で時間を気にせず過ごすコースも悪くない筈です。
春の時期の観光にぴったりな台北の陽明山国立公園
陽明山国立公園観光は、春の時期にぴったりな台北市街地から最も近い国立公園です。
2月以降の陽明山国立公園では梅、金木犀、ツツジ、そして桜が一斉に開花する為敷地全体で春の息吹を感じることができます。
海外からの観光客はもちろん、ピクニックやお茶、ゲームを楽しむ地元の方も大勢訪れる憩いの場です。
ちなみに、陽明山は具体的な1つの山を指しているのではなく、七星山、大屯山など複数の火山で構成される山部エリアを総称しています。
1960年に日本人作家埴谷雄高が陽明山を舞台にした小説「虚空」を発表していますから、小説を読んで台湾観光に訪れる文学ファンの方もいらっしゃるかも知れません。
陽明山国立公園の観光案内動画はこちら(中国語)
蒋介石の別荘だった草山行館は展示室とカフェが併設されている人気スポットで、正面の山を眺めながらお茶で喉を潤すことができます。
同じく蒋介石の別荘だったお屋敷は個人観光の場合1日に2回、午前9時と午後13時しか入場が許されていません。
要塞に囲まれた宮殿は完全に解放されていませんが、2003年まで生存していた蒋介石の妻、宋美鈴夫人の部屋や寝室も当時のまま見ることができます。
更に、陽明山国立公園観光の目玉になっているのが、白濁の硫黄泉を楽しむことができる温泉です。
源泉があちこちで湧いているので温泉に入れる場所も色々ありますが、観光客にも探しやすいのが陽明山バスターミナル近くの前山公園内にある無料の公共浴場です。
ただし衛生管理が行き届いているとは言えませんので、気になる方は国際旅館の大衆浴場がオススメです。