台南市の一級古跡の観光ポイント『赤嵌楼(赤カン楼)』の魅力とは?
赤嵌楼観光では台湾の激動の歴史の流れを感じることができる筈です。
台湾の一級古跡、台南市の赤嵌楼を見に毎年多くの観光客が訪れますが、赤嵌楼はオランダから中国、そして日本を経て台湾…と4つの国に統治され各国の歴史が混在しています。
台湾にはド派手な中国風の建築物も多く残されていますが、この赤嵌楼はそういった建物とはまた違う上品な雰囲気が強く、豊かな風情をじっくり感じることができます。
さて、入り口で1人50元のチケットを購入して中に入ると、日本で言う狛犬の役割を果たしている左右の獅子が迎えてくれます。
入り口と言っても正式な正門は西側の小さな門で、東側、南側からも入ることができます。
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赤嵌楼(赤カン楼)のアクセスマップ
シックな赤い色に染められた赤嵌楼の前に並ぶ、良い功績を遺した人を湛える文が綴られた巨大な亀の石碑も必見です。
千年の長寿を全うしようとしている亀の石碑自体スピリチュアルパワー満載ですが、石も金門島からわざわざ採掘された貴重ものと伝えられています。
本殿は内部も鮮やかな彩色が施され、天井を見上げて歩くことになります。細かい部分までこだわっていることが伝わる装飾から眼を離せず、2階に辿り着くまでに時間がかかるかも知れません。
2階から隣の文昌廟を眺め、美しい庭園を見下ろすことができますが、昼と夜でまるで違う景色を見せてくれる為、滞在中2回足を運んでも飽きないと評判です。
文昌廟には学問の神さまとして名高い魁星爺が祀られている為、受験を控えた大勢の台湾の学生が毎年合格祈願の為に訪れるそうです。